最近よく耳にする「オーガニック」という言葉。でも、オーガニックの歴史や背景、知っていますか?歴史に学ぶことで、今からの未来がより明確に見えてきます。一緒に学んでいきましょう。
目次
1. オーガニックの始まり
実は、オーガニックの考え方は、むかしむかしの19世紀のヨーロッパで生まれました。産業革命が起こり、田舎の農民たちが農業をやめ、都市がどんどん大きくなりました。都市部の労働者が増える中、少なくなる農業従事者が供給しきれない食べ物の需要を満たすため、化学肥料や農薬が開発され、使用されるようになりました。
2. 偉い人たちの役割
しかし、その化学肥料や農薬の濫用を目の当たりにした中から「これって本当に大丈夫?」と疑問を持った方々が登場します。Sir Albert HowardやLady Eve Balfourという先駆者たちは、土や植物、動物たちとの関係を大切にし、自然との共生を目指す方法を探求し始めました。
3. みんなが気づいたこと
1960年代になると、化学物質が環境や私たちの体に与える影響に多くの人たちが気づき始めました。特に、Rachel Carsonさんが書いた「沈黙の春」という本は、多くの人々の目を覚まし、オーガニックへの関心を高める大きなムーブメントとなりました。
4. 今のオーガニック
そして、現代では、オーガニックは世界中で大切にされる考え方となっています。化学肥料・農薬の使用が地球の環境を悪化させるという認識と、自然との共生を大切にし、私たちの体と地球のために良い選択をするオーガニックの哲学が、未来の子供たちの食を守るための指針として広まっています。
次回からは、今回触れたオーガニックの立役者たちを1人ずつ詳しく紹介していこうと思います。どうぞお楽しみに!
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